ふじのくに防災学講座

静岡県危機管理部 岩田孝仁 危機管理報道監による講演の趣旨は次の通り。
1.東海地震が発生した場合、静岡県全域で震度6強~震度7の揺れが襲う。
(東海地震が単独で発生しても、南海・東南海地震と連動して発生しても同じ)
2.駿河湾では5分以内に津波が到達することが予想されている。大きな揺れを感じたらすぐに避難することが必要。
3.静岡県内の(行政による)食糧と水の備蓄は(県民全員に対して)2日分しかない。本格的な支援活動は3日目以降になるので、各家庭で3日分の食糧・水の備蓄が必要。
(震源域が広域にわたるため県外からの支援が入りにくい)
4.家具の転倒防止を行うことで転倒家具から身を守ることと家庭内で避難ルートを確保することが必要。
今年3月31日に南海トラフを震源とする巨大地震による津波想定が公表されましたが、これは震源地を11パターン想定し、予想される津波の高さは最大値としたものであるため、必ずこの高さの津波が襲来するものではないそうです。最悪の事態を想定して対策を施さなくてはいけません。
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